院長挨拶

一般財団法人神戸在宅医療・
介護推進財団
神戸リハビリテーション病院へ
ようこそ!

神戸リハビリテーション病院は、神戸市の総合福祉ゾーン「しあわせの村」に県内最大のリハビリテーション病院として昭和63年に開院しました。開院当初より、本院の理念は、一人でも多くの患者さんが自立し、住み慣れた地域や自宅に帰られて心豊かな生活が送れるよう、また、高齢者や障害者の全人的権利を回復し、尊厳を取り戻せるようにリハビリテーションを通して医療の質を高めることにあります。

本院は、急性期治療後の脳卒中などの脳血管疾患や大腿骨頚部骨折などの運動器疾患の患者さんを主たる入院対象とした病床数180床の回復期リハビリテーション専門病院です。神戸市内のリハビリテーション病院の中でも入院患者数やリハ総施術時間のトップを誇っており、在宅復帰率も90%以上と高水準で患者さんの自立に寄与しています。そのためにリハビリテーション科・脳神経内科・脳神経外科・整形外科・循環器内科・呼吸器内科等の専門医からなる医師団に加えて、看護師、セラピスト(130名)、薬剤師、管理栄養士、ソーシャルワーカーなどの医療スタッフが一体となったチーム医療を展開しています。

近年、神戸市では超高齢社会が進行し、65歳以上の高齢者の全人口に占める割合が40%を超える時代が到来すると恐れられています。高齢者4疾病といわれる肺炎、心疾患、脳血管疾患、骨折の患者さんの急性期病院入院が増加するわけですので、本院でも脳血管リハと運動器リハに加えて、心リハと呼吸器リハなどの内部障害リハを第三の柱とした高齢者対応の回復期リハビリテーションを展開して参ります。

本院への入退院は市内医療機関との連携を密にしています。例えば入院に際しては、神戸市立医療センター中央市民病院などの市民病院群やJCHO神戸中央病院や神戸掖済会病院などの公的病院などとの紹介システムが確立しています。また退院に際しても、紹介医や主治医、訪問看護や訪問リハ、介護保険との連携をとっています。

神戸市北区に立地し、樹木と芝生に囲まれた大変良好な環境の「しあわせの村」で、患者さんが安心して医療を受けられるように、職員一同誠心誠意努めてまいりますので、皆様方のあたたかいご支援とご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

一般財団法人
神戸在宅医療・介護推進財団
 神戸リハビリテーション病院
病院長  細 谷  亮