リハビリテーション部
「ごあいさつ」

リハビリテーション部は、患者の皆さんのQOL(生活の質)を高めるために、最大限の機能回復を目指すとともに、住み慣れた地域やご自宅で心豊かな生活を送れるようなリハビリテーション医療を提供します。
患者さん及びご家族の皆さんに対して、常に温かさと思いやりのあるリハビリテーション治療を実施します。
また、最善のリハビリテーション医療を365日提供するとともに、常に安全に留意した治療環境を提供します。社会復帰に向けては、病院のみならず法人内各部門とも密接な連携がとれたチームアプローチを提供し、QOLの向上を目指します。
患者さん及びご家族の皆さんに対して、常に温かさと思いやりのあるリハビリテーション治療を実施します。
また、最善のリハビリテーション医療を365日提供するとともに、常に安全に留意した治療環境を提供します。社会復帰に向けては、病院のみならず法人内各部門とも密接な連携がとれたチームアプローチを提供し、QOLの向上を目指します。
リハビリテーション部長 沖山 努
訓練実施日時
訓練実施日時
・入院訓練時間
毎日 09:10~12:10/13:20~17:00
・外来訓練時間
月~木曜日(金土日祝・年末年始は休み)
9:10~12:10 13:20~16:20
訓練実施日時 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土日祝 | |
入院訓練 | 9:10~12:10 |
○ |
○ |
○ | ○ | ○ | ○ |
13:20~17:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
外来訓練 | 9:10~12:10 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
13:20~16:20 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
理学療法部門(理学療法室:400㎡ 理学療法士:69名)
当院における理学療法部門では、脳血管疾患及び運動器疾患(骨折や変形性関節症)の対象者に、その最大限の機能回復を目的に69名の理学療法士が治療に当たっています。
主に基本動作(寝返り・起き上がり・座位・立ち上がり・歩行等)の改善を、各種の理学療法手技を用いて治療します。さらに理学療法室で獲得した動作が、病棟での生活動作獲得により早く結びつくよう、3つある各病棟に専従セラピストを4名配置し、病棟訓練や多職種ミーティングを積極的に行っています。
また、在宅復帰に向け作業療法士同様、家屋訪問も行い、社会復帰に向けて、公共交通機関を利用した屋外歩行練習も行っています。
開放的で明るい理学療法室


病院に隣接する庭園での歩行訓練の様子



作業療法部門 (作業療法室:160㎡ 作業療法士:37名)
作業療法部門では、食事を食べる、服を着替える、トイレに行くなど日常生活で行う応用的な動作の練習や、退院後の家庭生活や仕事、余暇活動など社会復帰に向けた活動の練習を行っています。
これらの動作を行うために必要な運動機能や高次脳機能(記憶力・注意力・認知機能など)について、お一人お一人の状態に合わせたプログラムを実施しています。リハビリ室での訓練だけでなく、病室やトイレなど実際場面での練習や、和室での動作訓練、キッチンを使った調理練習、近隣のお店での買い物訓練など様々な活動を行っています。
さらに、各病棟に専従のセラピストを配置し、多職種と連携をとりながら、日々の病棟生活の中での可能な動作・活動の拡大に努めています。
設備が整った作業療法室


実際の作業療法の様子

折り紙作業の様子

お箸の操作訓練の様子

入浴動作の訓練の様子

機能改善訓練の様子
言語聴覚療法部門 (言語聴覚療法室:90㎡ 言語聴覚士:20名)
言語聴覚療法では、脳血管疾患や頭部外傷によって、伝えたいことを言葉や文字で表現すること、理解することが困難になった失語症、記憶障害、認知機能低下などの高次脳機能障害、発音や発声がうまくできない構音障害や音声障害の患者さんに対し、詳しく評価し、一人一人に応じた訓練やコミュニケーションの指導を行います。
また、口からうまく食べたり、飲んだりが困難となった摂食・嚥下障害の患者さんには、どのような問題が起きているか評価を行い、必要に応じて嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査といった医療機器を利用した検査も行っています。評価後は、専門家のチームアプローチの下で、摂食・嚥下機能訓練を行い、食べやすい食事形態や環境、食べ方のコツ、姿勢を指導し、安全に口から食べられることを目指します。
設備が整った言語聴覚療法室


神戸市住宅改修助成事業への人的協力
利用者様の個々の能力や家屋状況、社会的背景は千差万別であり、日々勉強会などで事例検討などを行いながら知識・技術を高め、安全で快適に生活できるように援助しています。
利用者様の個々の能力や家屋状況、社会的背景は千差万別であり、日々勉強会などで事例検討などを行いながら知識・技術を高め、安全で快適に生活できるように援助しています。